PS5の掃除方法まとめ!簡単なお手入れ方法についても解説

この記事の目次
PS5の掃除方法ついてまとめました。
PS5の掃除方法を詳しく知りたい、最近ゲーム機が熱暴走するようになった。そんな時に普段から簡単にできる手入れと、分解をして内部に溜まったホコリを除去するやり方についてもご紹介します。
また、コントローラーをきれいにする方法についても触れているので、気になる汚れは早めに取り除いて快適に遊べる環境に整えましょう!
PS5本体の掃除はすべき?頻度について
PS5本体に溜まったホコリや汚れは定期的に掃除をしなければ、冷却性能が低下し故障に繋がるおそれがあります。特に最近ゲームをプレイしている中でラグがあったり異音がする、熱暴走するなど何か変化を感じているようであれば、掃除をすることでそれらの悩みが解消されるかもしれません。
掃除の頻度について
PS5の掃除の頻度は、人により異なります。ゲームを頻繁にプレイする、または周囲に布団やベッドがあるなど、何かとホコリや汚れが溜まる環境にある場合は必然的に掃除の回数を増やすことになります。
しかしゲームのプレイ頻度が低い、またはカバーを掛けているなどホコリが溜まりにくい環境にあれば、掃除は少なくて済むでしょう。簡単な方法でもいいので、少なくても数ヶ月に一度を目安に掃除をすることをおすすめします。
業者に依頼すると費用はいくらかかる?
ゲーム機の修理を受け付けている業者に掃除を依頼すると、費用は約10,000円前後を目安にかかる見込みです。ちなみに、ソニー(PlayStation公式)では、PS5内部の掃除を行うサービスは受け付けていません。
分解しなければならないほどホコリや汚れがひどいものの、自分でやるのは苦手だという場合にはプロに任せるのもひとつの手です。しかしこの掃除費用を少しでも浮かせたいと考えているようであれば、自分で掃除をしましょう。ここでは、PS5の掃除方法について詳しく解説します。
今後長く使っていくことだけでなく、ゲーム機を人に譲ったり売る前にも掃除は必須です。次の項目ではPS5本体の簡単な手入れのやり方について解説するので、ぜひ参考にしてください!
PS5のファンの掃除方法~簡単な手入れのやり方~
PS5のファンの掃除方法の中でも、簡単な手入れのやり方について解説します。
クロスやエアダスターを使った方法
今回ご紹介する掃除方法の中でも、マイクロファイバークロスやエアダスターを使った方法であれば、日常的に簡単にホコリを取り除くことができます。
PS5本体を掃除するにあたって故障を防ぐために、必ず電源を完全に落とした状態で電源コードやHDMIケーブルを全て外しておきましょう。
ゲーム機本体表面についたホコリや細かなゴミは、マイクロファイバークロスでやさしく拭くだけで繊維がゴミを絡め取ってくれるので、簡単に取り除けます。特に本体の黒い部分はホコリが目立ちやすいので、クロスを1枚持っておくと活躍するでしょう。クロスはホームセンターや100均でも手に入ります。
続いて吸気口、排気口に溜まったホコリはエアダスターを使って除去します。エアダスターを使うとホコリが舞うので、ベランダなど外で使うことをおすすめします。
細かい箇所に溜まって除去しきれないホコリがあれば、綿棒を使うのもいいでしょう。エアダスターと綿棒、いずれにも言えることですが、ホコリを内部に押し込まないよう外へ出すように使用することを心がけてください。
掃除機で吸う方法
吸気口や排気口といった通気口に溜まったホコリや小さなゴミなどの掃除方法として、他にも掃除機(ハンディクリーナー)で吸う方法があります。
主にご家庭にある掃除機に付属の細いノズルやブラシノズルを駆使して掃除をすることになりますが、ブラシノズルはホコリがよく取れる一方、毛質が硬いと本体表面に傷をつけるおそれがあるので注意してください。
また、掃除の際に水分やアルコール成分を含むウェットティッシュなどで拭くと、表面が傷んだり水気が本体内部に入り込んで故障の原因になり兼ねません。これらは使用しないようにしましょう。
PS5のファンの掃除方法~分解して内部を手入れする方法~
PS5本体を掃除するにあたって、外側からでは取り除くことができないホコリやゴミは分解しましょう。特にダストキャッチャー部分や冷却ファンのまわりにはホコリが溜まりやすいので、動作が遅くなっていたり、冷却効果が落ちているようであれば分解掃除が効果的です。
用意するもの
用意するものは次の通りです。
- タオル
- 掃除機
- エアダスター
- クリーニングクロス
- トルクスドライバー
- マイナスドライバーなど
その他、作業を行う手順を確認した上で必要なものがあれば準備をしてください。
作業前の準備
作業中におけるゲーム機の故障を防ぐため、身の回りの金属に触れて身体の静電気を取り除いておきましょう。また、分解作業を行う際は、ゲーム機本体の下にタオルなどを敷いておくと傷がつきにくいだけでなく、作業がしやすいです。
PS5本体の分解・掃除は電源を完全に落とした状態で作業を始めてください。コントローラーの中央にあるPSボタンを押してコントロールセンターを表示したら、「電源」の「PS5の電源を切る」で電源を落とすことができます。
カバーの取り外しと表面の掃除
PS5内部を掃除するにあたって、まずはカバーを取り外しましょう。
CFI-1000系(初期型)
PlayStationのロゴマークが表側の左下になるよう平置きしたら、左手はロゴの近くを掴んで軽く上に持ち上げて、右手は本体底面の中央に手をそえて軽く持ち上げるよう横にスライドさせることでカバーの取り外しが可能です。作業を終えたら、もう一度カバーを元通りに取りつけておきます。
CFI-2000系(Slim)・PS5 Pro
SlimモデルやPS5 Proを持っており、ディスクドライブを装着しているようであれば、平置きするためにも作業時は外しておきましょう。
ゲーム機本体をPlayStationのロゴマークが表側の右上になるよう平置きしたら、上部分1つのツメを外し、手前左右2つのツメを外すことで右側カバーの取り外しが可能です。左側カバーも同様に外してください。作業を終えたら、もう一度カバーを元通りに取りつけておきましょう。
いずれのモデルもカバーを取り外した時点でホコリが確認されたら、クリーニングクロスできれいに拭き落とします。ツメ部分などに入り込んで取れないホコリは、エアダスターを使うのも効果的です。
ダストキャッチャーの掃除方法
PS5には、「ダストキャッチャー」といって、ホコリを溜めておく穴が設けられています。その穴に溜まったホコリを掃除機で吸い出しましょう。ここでは、ブラシノズルの使用がおすすめです。※大きめのブラシノズルの場合は吸い出せない可能性があります
ダストキャッチャーの形状や位置はモデルによりやや異なる場合があるため、取扱説明書も併せて確認してください。
冷却ファンの掃除方法
冷却ファンの掃除にはドライバーなどを使用します。作業中に外したネジなどは失くさないよう、トレーに入れておくなどの対策を取っておきましょう。※この作業は自己責任で行ってください。また、ファンの位置はモデルによりやや異なる場合があるため、取扱説明書も併せてご確認ください
CFI-1000系(初期型)の冷却ファンの取り外し方
冷却ファンを取り外す際は、PlayStationのロゴマークがついていない面のカバーを外します。カバーを外した時点でホコリが見られたら、クリーニングクロスを使って拭き取っておきましょう。
ファンはトルクスネジ4つで固定されているので、それぞれのネジをトルクスドライバーを使って外します。この時、ネジの長さがそれぞれ異なります。どの位置にどの長さのネジが取り付けられていたかといったことは、スマホで写真を撮っておくと元に戻す際も安心です。
ネジを外したらファンが取り外せます。しかし冷却ファンは、PS5本体とワイヤーで繋がっています。軽い汚れであれば、このままワイヤーが千切れないよう注意を払いながら、繋がったまま掃除を行うのも手でしょう。
ワイヤーは、横長の蓋のようなものの中で接合パーツで本体と繋がっています。この横長の蓋のようなものを外さなければなりませんが、接着剤が使われています。この接着剤を剥がすと保証の対象外になることから、保証期間内であればワイヤーが繋がったまま掃除をしましょう。
あまりにも汚れがひどいようであれば、冷却ファンを本体から完全に取り外します。横長の蓋のようなものを剥がすと、ワイヤーの根元が出てきます。白いプラスチックのパーツ部分を、2本のマイナスドライバーなどで挟んで持ち上げると取り外すことができます。
CFI-2000系(Slim)・PS5 Proの冷却ファンの取り外し方
冷却ファンは、PlayStationのロゴマークがついていない面のカバーを外します。カバーを外した時点でホコリがついていることが確認できたら、クリーニングクロスで掃除しておきましょう。
冷却ファンは4つのネジで固定されているので、トルクスネジで緩めて外します。冷却ファンはPS5本体とワイヤーで繋がっており、この時点では完全に外れません。軽いホコリ汚れであれば、このままワイヤーが千切れないよう注意しながら繋がったまま掃除を行います。
冷却ファンを取り外して掃除をする場合は、ワイヤーが繋がっている先にあるプラスチックの蓋のような部分を外します。ワイヤーの根元にある白いプラスチックのパーツ部分は、2本のマイナスドライバーなどで挟んで持ち上げると取り外せます。
冷却ファンについたホコリや汚れを落とす
冷却ファンについたホコリや汚れを落としていきましょう。クリーニングクロスを薄く折り曲げてホコリを落としていくか、エアダスターでホコリを吹き飛ばすと、手の届きにくい箇所もきれいに掃除ができます。角部分など、細かな部分には綿棒を使うのもおすすめです。
ホコリや汚れが落とせたら、元通りにPS5本体へ取り付け直して掃除は完了です。
コントローラーの掃除方法
PS5のコントローラーの掃除方法については、主にゲーム機本体とやり方は同じです。コントローラーについたホコリや汚れはクリーニングクロスで拭き取り、細かいところについたホコリはエアダスターで吹き飛ばすことできれいになります。ボタンの隙間などに手垢などがついている場合は、つまようじを使って外側へかき出すといいでしょう。
アナログスティックが勝手に動く「ドリフト現象」に悩んでいる場合は、コントローラーを分解して、アナログスティック部分を掃除すると直ることがあるので試してみてください。分解の際は、コントローラー下側にある黒い部分をカチッと指で外すと、下半分についている黒いカバー部分も取り外せるようになっています。
まとめ
今回はPS5の掃除方法ついてまとめました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!