PS5がクラッシュした時の原因と対処法まとめ
この記事の目次
PS5がクラッシュした時の原因と対処法についてまとめました。
PS5がクラッシュしてゲームプレイができない!こんな場合はどうすればいいのか。考えられる原因を元に、対処方法を詳しく解説します。
画面がフリーズしたり音が鳴らなくなった、電源が切れてしまったなど、どのボタンを押しても先に進めず困っている時は参考にしてください!
PS5がクラッシュした!どんな症状?
PS5が急にクラッシュしてしまい、どうすることもできなくなってしまった。こんな場合はどうすればいいのか?
そもそもクラッシュとは、コントローラーを操作しても画面がフリーズして動かない、強制終了して再起動してもフリーズしたまま。音設定を触ったわけではないのに音が鳴らなくなった。電源が入らなくなってしまったといった、ゲームやアプリケーションの動作が突然停止して、操作不能になる状態のことを指します
クラッシュに対処するために、まずは考えられる原因からご紹介しましょう。
PS5がクラッシュした時に考えられる原因とは?
まずはPS5がクラッシュした時に考えられる原因をご紹介。
システムソフトウェアの不具合
システムソフトウェアが最新版にアップデートされていない、もしくはバグが発生している可能性があります。
ゲームソフトの不具合
ゲームソフト自体にバグが含まれている可能性が考えられます。
データ破損
ゲームデータやデータベースといった保存データが破損していると、正常にゲームプレイができません。
オーバーヒート
高負荷のゲームをプレイしたりゲームプレイの時間が長時間にわたる場合。もしくは掃除を怠ると、PS5本体の排熱をうまく促すことができず、保護のために自動的にシャットダウンすることがあります。
電源に問題がある
電源が不安定であると、データが破損する可能性があります。
これらがクラッシュした時に考えられる原因です。どれが原因でクラッシュが起こっているかは判断がつかない場合がほとんどです。次の項目では対処法について解説していくので、自分でできそうなものから試してみましょう!
PS5がクラッシュした時の対処法
PS5がクラッシュした時の対処法について解説します。
※試せるものから順番に試してみてください。また、『実行注意』と記載のあるものはデータがリセットされるためご注意ください
システムソフトウェアを更新する
システムソフトウェアにバグが含まれているようであれば、システムソフトウェアを最新版に更新することで直せる可能性があります。
システムソフトウェアを更新する方法は、PS5のホーム画面「設定」から「システム」に進み、「システムソフトウェア」の「システムソフトウェアアップデートと設定」を選びます。新しいバージョンがあれば「アップデートが利用できます」と表示されるため、「システムソフトウェアをアップデート」を選択してアップデートを開始します。
ゲームソフトを更新する
PS5がクラッシュした時に考えられる原因がソフトにある場合、特定のゲームソフトの更新を行ったり再インストールを試してみましょう。
特定のゲームソフトを更新する方法
特定のゲームソフトを更新する方法は、ホーム画面から更新したいゲーム、またはアプリのアイコンを選びます。そのままコントローラー右上にある楕円型のオプションボタンを押して、「アップデートを確認する」を選びましょう。表示されたメニューから、「アップデートを確認する」を選択。アップデートがあれば、画面の指示に従ってアップデートをインストールします。
特定のゲームソフトを再インストールする(※実行注意)
特定のゲームソフトがクラッシュしてしまった時は、ゲームをアンインストールして、再度インストールすることで問題が解決することがあります。アンインストールすると、今まで遊んだセーブデータも一緒に削除されてしまいます。
PlayStation Plusに加入している場合のみ、一部のゲームではセーブデータがクラウドに自動保存されている可能性があるため、後にセーブデータを復元できる可能性があります。再インストールは自己責任で行う必要があるため、よく考えてから行ってください。
ホーム画面から再インストールしたいゲームのアイコンを選択。コントローラー右上にある楕円型のオプションボタンを押して、表示メニューから「削除」や「アンインストール」を選んでゲームを削除します。削除後はPlayStation Storeからソフトを再ダウンロードしましょう。
ディスク版の場合も同様で、既存のセーブデータを削除した上でデータが破損していないかどうかを確認します。
オーバーヒートした時の対処法
PS5で長時間遊び続けたり掃除を怠ると、冷却機能が正常に作動しなくなり、クラッシュを起こすことがあります。
長時間遊び続けていた場合
長時間遊び続けていた場合は、こまめに電源を落として休憩を取るようにし、PS5本体が過熱しないよう注意しましょう。PS5専用の冷却ファンを取り付けることで、強制的に空気を送り込んで冷却効果を高めることができます。
設置場所の環境を見直す
PS5本体の周囲には十分なスペースを確保して、通気性がよくなるよう工夫しましょう。排気口付近など、本体近くに物を置いていたり、毛の長いラグなどがあると繊維が詰まって排熱効果が低下するため注意が必要です。
掃除を行う
PS5本体の通気口にホコリや小さなゴミが溜まると、冷却効果が低下します。掃除を行い、排熱を促しましょう。
データベースの再構築・リセット方法(※実行注意)
PS5のシステムのデータベースが破損している場合は、再構築かリセットを行うことでクラッシュを解決できる可能性があります。再構築は実行してもゲームデータやセーブデータが削除されることはありませんが、リセットを行うとゲームデータや設定が削除される可能性があるため、よく検討してから行ってください。
データベースの再構築方法
PS5のコントロールセンターから「電源」→「PS5 の電源を切る」を選択して、電源を完全に落としてください。続けて電源ボタンを7秒間長押しして、2回目のビープ音が鳴ったら電源ボタンから指を離しましょう。
セーフモードに入ると、コントローラーをUSBケーブルで接続してPSボタンを押してくださいというメッセージが表示されるので、コントローラーとPS5本体をUSBケーブルで接続します。コントローラーのPSボタンを押してセーフモードに入ります。
セーフモードで、表示されたメニューの中から「データベースの再構築」を選択。データベースを再構築します。データベースの再構築には数時間かかることがありますというメッセージが表示されたら、「OK」を選んで再構築が行われます。
この再構築には時間を要するので、気長に待たなければなりません。再構築が終了するまで電源を切らないで下さい。再構築の後に問題が解決したかどうかを確認します。
データベースのリセット方法(※実行注意)
PS5のホーム画面「設定」から「システム」を選択します。システムメニューから「初期化」または「PS5を初期化する」を選びましょう。
初期化には2種類の方法があります。「クイック初期化」はシステム設定のみを初期化して保存データは残りますが、「完全初期化」はシステム設定だけでなく、保存データもすべて削除されます。状況に合わせて適切な初期化方法を選択してください。選択した初期化の種類の確認を行い、「OK」を押しましょう。
初期化の実行中はPS5の電源を切ったり、コントローラーを接続したりといった操作を行わないようにしてください。
電源や周辺機器の見直し
電源に原因がある場合、クラッシュが繰り返されることが多いため、電源の環境を見直しましょう。まず見直すべきポイントは「電源コード」「コンセント」「電源タップ」の3つです。電源に原因がある場合、クラッシュが繰り返されることが多いです。
電源コードの接続がゆるんでいたり断線していると、電気の供給を行うことができません。一度抜いてから、差し直しを行ってください。電源タップを使用している場合は、別のコンセントに差し替えてみましょう。
コンセントに関しても、古かったり他の機器と共用している場合は、別のコンセントに差し替えてみることをおすすめします。できれば他の機器も差してみて、正しく電気が供給できるかどうかを確認してください。
これらに原因があることがわかれば、買い替えや電気工事に来てもらいましょう。
また、電源とは別で、USB機器など接続している周辺機器が原因になることもあります。一度全ての周辺機器を外し、PS5のみで起動してみてください。
対処法を試しても改善が見られない時は
これらの対処法を試しても改善が見られない時は、ネットからアクセス可能な「PlayStationサポート」に相談し、修理を依頼しましょう。PS5本体をオンラインで修理を依頼した時にかかる費用の目安は、メイン基板の交換は税込36,300円、電源ブロックの交換であれば税込13,200円です。(2024年11月現在)
あらかじめやっておくべき対策について
クラッシュを起こしてから後悔しないためにも、あらかじめやっておくべき対策について最後にご紹介します。
冷却性能を上げておく
熱暴走が原因で起こるクラッシュを防ぐために、PS5専用の冷却ファン・ヒートシンクを取り付けておくと安心です。これらがあれば強制的に空気を送り込んで、冷却効果を高めることができます。
マメにバックアップを取っておく
PS5のデータをバックアップしておくことで、万が一クラッシュした時のデータ消失に備えることができるため、普段からマメに行っておくことを強くおすすめします。
バックアップの方法
PS5のバックアップを取る際には、USBストレージを使用します。PS5は、FAT32もしくはexFATでフォーマットされたUSBドライブに対応しています。十分な空き容量があることを確認した上で開始しましょう。
PS5の設定画面を開いて、「システム」→「システムソフトウェア」→「バックアップと復元」→「PS5をバックアップ」の順に進みます。バックアップ先としてUSBストレージを選ぶとバックアップが開始されます。
まとめ
今回はPS5がクラッシュした時の原因と対処法について紹介しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!