【Switch】「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示される時の対処法
この記事の目次
Nintendo Switchでエラーが発生したため、ソフトが終了しましたと表示される時の対処法について解説します。
Switchでソフトを起動させようとしたところ、「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示されて遊べず困っている。何度もエラーが繰り返される。そんな時の原因を元に対処法についてまとめました。
今回ご紹介する方法を試しても直らない時はどうすればいいのか、最後に修理のことについても触れているので参考にしてください!
Switchで「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示される原因とは
Switchで「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示される時に考えられる原因をチェックしておきましょう。
microSDカードに問題が起こっている
SwitchにmicroSDカードを差し込んで使っている場合、保存しているデータに問題があったり、microSDカードそのものに異常が起きている可能性が考えられるでしょう。
本体保存メモリー内に異常が起きている
Switchの本体保存メモリー内に保存しているデータに異常が起きていると、エラーが出てソフトが終了します。
ゲームカードに異常が起きている
ゲームカード(ソフト)に異常が起きている場合にエラーが出ることも。特定のゲームカードを起動させた時のみ異常が起きるのか、それとも複数のゲームカードで異常が起きるのかで考えられる原因が変わってきます。
ゲームカードのデータが本体に正常にインストールされていない
パッケージ版ソフトをSwitchに差し込んでデータが本体にインストールされる際に、インストールが正常に行われなかったことが原因のひとつとして挙げられます。
Switchのデータの保存先について
Switchで「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示される原因や対処法を確認するにあたって、ここで一度Switchのデータの保存先について確認しておきましょう。
Switchではゲームで遊んだ記録となる「セーブデータ」と「ソフトのデータ(セーブデータ以外)」、「画面写真・動画のデータ」でそれぞれデータの種類が分かれており、保存先も異なります。
本体のメモリーに入るデータ
Switch本体のメモリーにはいずれのデータも保存されますが、「セーブデータ」に関してはこの本体のメモリーにしか保存されません。
microSDカードに入るデータ
microSDカードを挿入している場合は、「ソフトのデータ(セーブデータ以外)」と「画面写真・動画のデータ」はmicroSDカードに保存されます。(※後から保存先を本体のメモリーに変更可能です)
ゲームカードについて
昔のニンテンドーゲーム機ではゲームカード(ゲームソフト)にセーブデータが保存されていた記憶があると思いますが、Switchではゲームカードにいずれのデータも保存されません。そのため万が一ゲームカードが破損するようなことがあった場合でも、同じタイトルのゲームカードをもう一度購入して使えば、今まで通り続きからゲームをプレイすることが可能です。
これらのことを踏まえて次の項目では、エラーが発生してソフトが終了した時の対処法について解説します。思い当たるものから試してみてください!
「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示された時の対処法
「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と表示された時に自分でできる対処法について解説します。
microSDカードを挿入している場合の対処法
microSDカードを挿入している状態でエラーが出る場合は、一度Switch本体からmicroSDカードを抜き出してみましょう。抜き出す際は、電源を完全にオフにした状態で抜く必要があります。
オフするには、電源ボタンを3秒以上長押しします。すると電源メニューが表示されるので、「電源オプション」から「電源OFF」を選択してください。
カードを抜き出したらもう一度差し込み電源を入れて、エラーが出るかどうかを確認しましょう。
差し直しの時点でエラーが直れば問題ありませんが、再びエラーが出るようであれば、今度はカードを取り出した状態で起動をさせてください。カードなしの状態で改善されたようであれば、microSDカードに保存されているデータか、カードに問題があることがエラーの原因として考えられます。
この場合はmicroSDカードに入れているデータをフォーマットする。もしくは、新しいmicroSDカードへ買い替えましょう。フォーマットを行った場合は全データが消去されるため、よく考えてから行ってください。ホーム画面「設定」の「本体」にある「初期化」からSDカードのフォーマットが実行可能です。
本体保存メモリーにデータを入れている場合の対処法
microSDカードをSwitch本体に差しておらず、本体保存メモリーにデータを入れている場合は、エラーが発生する「ソフトのデータ」を削除して再度ダウンロードし直しましょう。この操作では遊んだ記録となる「セーブデータ」は削除されないため、安心してください。
ソフトのデータを削除する方法は、Switchのホーム画面にて、エラーが発生しているソフトのアイコンにカーソルを合わせた状態で、コントローラーのプラスボタンを押します。続けて「データ管理」から「データの整理」を選択。ソフトのデータを整理するか問われるので、「整理する」を選びましょう。ソフトのデータを整理しましたと表示されるので、「OK」を選んで削除完了です。
今度はソフトのデータの再ダウンロードを行います。ソフトのメニューを開いて「ソフトの更新」に進みます。「インターネットで更新」もしくは「ソフトの再ダウンロード」を選ぶと、ダウンロードが開始されます。完了したら、再びエラーが発生しないかどうかをチェックしてみてください。
本体のデータを整理する
遊んでいないソフトや不要なデータが溜まっているようであれば、この機会に見直すのもいいでしょう。Switchでは容量不足が原因で強制終了が起きることはないとされていますが、ストレージ容量が不足しているとエラーが起こり、ダウンロードやインストールが中断されることがあります。そういった背景から、データの見直しをやっておくことで今後のゲーム操作が快適になります。
対処法を試しても直らない時はどうすればいい?
ここまででご紹介した対処法を試しても「エラーが発生したため、ソフトが終了しました」と何度も表示されて直らないようであれば、最終的には修理に出しましょう。
任天堂サービスセンターに修理を依頼する
Switch本体の修理は、任天堂サービスセンターに依頼します。特定のゲームカードを差し込んでいる時にエラーが発生する場合は、Switch本体と一緒にエラーが発生するゲームカード(ソフト)も併せて送りましょう。
ゲームカードは個々で発売メーカーが異なります。万が一ゲームカードに故障が見られた場合、ゲームカードの修理は行われません。症状の確認のみに使用するものなので、故障があると判断された場合は、買い直しをすることになります。
ゲーム機の修理サービス店に依頼するのとどっちがいい?
ゲーム機の修理を依頼する際に、任天堂サービスセンターとゲーム機の修理サービス店どちらに申し込むか迷うことがあるかもしれません。そんな時は、迷わず「任天堂サービスセンター」に依頼することをおすすめします。
販売元ということもあり原因を突き止めてくれるのはもちろん、保証期間内・条件が揃っていると保証が適用される可能性もあります。また、Switch本体に分解や改造された痕跡が見つかった場合は修理を受け付けてもらえないので、はじめから任天堂サービスセンターへ依頼した方が確実です。
SwitchにおすすめのmicroSDを紹介!
SwitchにおすすめのmicroSDを最後にご紹介します。
Samsung microSDカード EVO Plus
Samsungから発売、読み込み速度(転送速度)が高速なmicroSDカードです。マイニンテンドーストアからも購入できる製品なので、安心して使えるでしょう。容量はこちらの512GBが最大で、価格は税込10,000円。他にも256GBや128GBのものがありますが、よくソフトをダウンロードする方であれば、容量の大きなカードを用意しておきたいところです。
SanDisk microSDXC Memory Card for Nintendo Switch
防水・耐熱・X線防止・耐衝撃性を備えたmicroSDXCメモリーカードです。カードの出し入れをよくする方は、このようなタフなカードを選んでおくと長く使っていくことができます。こちらは容量が512GBで価格は税込10,326円。他にも256GBや128GBのカードがあり、容量ごとに色やデザインが異なるため、使い分けにも便利です。
まとめ
今回はNintendo Switchでエラーが発生したため、ソフトが終了しましたと表示される時の対処法について解説しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!