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2025/6/27 (投稿日:2025/6/27)
ゲーム コラム

PS5でグラフィックを良くする5つのコツを紹介

PS5でグラフィックを良くする5つのコツを紹介

この記事の目次

PS5でグラフィックを良くする5つのコツをご紹介します。

PS5でグラフィックを良くする方法が知りたい、今より高解像度且つ鮮やかな映像を映し出して、より没入感のあるゲームプレイを体験したい。そう考えている方向けに、設定や考慮すべき点についてまとめました。

新作で手に入れた映像の綺麗なゲームをプレイすることはもちろん、今まで遊んでいた好きな作品も、より一層楽しめるよう環境を見直しましょう!

グラフィックの綺麗なゲームをより楽しみたい時に

近年PS5では、数々のグラフィックの美しいゲームが発売されています。前機種のPS4と比べるとPS5は4K/120fps出力に対応しているタイトルなども発売され、よりいっそう高解像度で色鮮やかな映像が楽しめるようになりました。

PS5自体が高性能ということもあり、初期設定のままプレイしてもそれなりのグラフィックの美しさを感じることはできます。しかし、PS5が出せる最大限の美麗なグラフィックを生かすには、設定の見直しをしなければならないことはもちろん条件も揃っていなければなりません。

そこでここでは、PS5でグラフィックを良くするコツについてご紹介していきます。PS5におけるグラフィックとは、実は色んな要素を含んでいます。主に視覚的な要素を指しますが、解像度・色の豊かさ・光の表現など、ゲームをプレイしている中では気付かないであろうわずかな調整や表現で成り立っているのが特徴です。

そういった調整も含め、グラフィックを良くするために自分でできる方法について次の項目から解説します。今後どんどん高グラフィックなタイトルが発売されることを見込んで、最大限に楽しむコツを押さえておきましょう!

PS5でグラフィックを良くするコツ 1, 設定と特性の確認

まずはグラフィックを良くしてゲームプレイを楽しむために、PS5本体の設定から始めましょう。ここではPS5本体が持つ特性についても触れています。

解像度の確認

テレビやモニターのディスプレイで表示されるグラフィックの解像度を上げるには、「画素数」に注目しましょう。テレビやモニターには、ピクセルと呼ばれる画像素子が無数に並ぶことで、映像が構成されます。この画素数が多くなるほど、素子の密度が高く、解像度の高い映像が出力できます。

元々はフルHDという「2K(1,920px×1,080px)」の画素数約200万の映像規格が高解像度だとされていました。しかし近年はより画素数が多く、フルHDを上回る高解像度の規格が採用され始めています。PS5も同様で、フルHDの約2倍もの画素数を持つ「4K(3840px×2160px)」や、フルHDの約16倍となる「8K(1,920px×1,080px)」と呼ばれる規格の映像出力に対応しています。

ただしこちらは設定だけで成り立つわけではありません。後の項目でも触れていますが、対応のテレビやモニター、HDMIケーブルを使用しなければならないほか、他の設定も含めることで「4K」や「8K」の規格が最大限に活かせます。

本来、PS5はテレビの性能を検知して最適な解像度を自動的に選択します。しかし手動で設定することも可能なので、現在どのような解像度になっているのかを確認してみましょう。

PS5のホーム画面「設定」の「スクリーンとビデオ」から「映像出力」を選択しましょう。「現在出力している映像信号」を確認してください。ここで現在の解像度の確認が可能であるほか、手動で4Kや8Kに設定することもできます。

HDRを有効にする

HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)とは、従来のSDR(スタンダードダイナミックレンジ)技術に比べると、より広い明るさの幅を表現できる表示技術を指します。

一般的なSDR映像では、影部分が黒つぶれしたり白飛び部分ができることもありますが、HDR映像では、明るい部分と暗い部分いずれの階調も犠牲にせず、より自然でリアルなグラフィックが楽しめます。グラフィックを良くするには、このHDR設定をオンにしておきましょう。

ホーム画面「設定」にある「スクリーンとビデオ」を開き、「映像出力」から「HDR」を選択します。ここで[常にオン]にしておくと、HDRに対応していないゲームやアプリが自動的にHDR出力に変換されます。[対応時のみオン]を選ぶと、HDRに対応していないゲームやアプリはSDRで表示されます。

画質優先・パフォーマンス優先

PS5では、画質とパフォーマンスのどちらを優先すべきか自ら選ぶことができます。今回はグラフィックを良くするための設定ということもあり、視覚的な表現の豊かさを良くしたい場合は「画質優先」設定がおすすめです。

一方で「パフォーマンス優先」にすると、高いフレームレートでゲームをプレイできるようになります。PS5の最大出力可能なフレームレートは120fpsです。こちらはゲームの動きを滑らかにする際に適した設定なので、FPSやTPSゲームといった、機敏な動作が求められるゲームをプレイする時に適用して使い分けるといいでしょう。

ホーム画面「設定」の「セーブデータとゲーム/アプリ設定」から「ゲームプリセット」に進み、[画質優先]または[パフォーマンス優先]を選択してください。ここで[ゲームのデフォルト]を選ぶと、ゲーム側が推奨する画質やパフォーマンス設定が適用されます。

PS5でグラフィックを良くするコツ 2, ゲーム内の設定

個々のゲーム内でも設定が可能な場合があります。設定の選択肢の中には「解像度を優先」「解像度モード」といったものが用意されているので、試してみてください。

ただしこちらの内容や設定方法は、ゲームごとに異なります。選択肢が存在するゲームと存在しないゲームがあるので、自ら手探りで見つけ出すか、ネットなどから情報を得る必要があります。ゲームの公式サイトや取扱説明書に、グラフィックをより良くする方法として情報が載っていることがあるので、好きなゲームタイトルがあれば公式サイトなどをぜひ一度チェックしてみてください。

多くのタイトルでは、ゲームを起動したら、タイトル画面またはゲーム内でメニューを探します。「設定」や「オプション」といった項目から、設定できる可能性があります。

PS5でグラフィックを良くするコツ 3, ディスプレイの選び方

PS5でグラフィックを良くするには、ディスプレイ(テレビ/モニター)の選び方も重要です。PS5の性能を最大限に活かすには押さえておかなければならないポイントがあるので、これからディスプレイを購入するようであれば特に注目です。

4Kモデル

『PS5本体の設定と特性の確認』項目でも触れましたが、高解像度の映像を楽しむには、対応のテレビやモニターを用意しなければなりません。PS5でグラフィックを良くするためのモデルをこれから選ぶ場合には、「4K」モデルを選びましょう。

ちなみに、「8K」モデルのディスプレイを購入しておくのも手ですが、PS5ではまだ対応のソフトが限られていることから、性能を活かしきれません。8Kモデルであれば下位解像度である4K表示は可能ですが、非常に高価です。

PS5以外に仕事で使うなど、よほどの理由がない限りは、「4K」モデルでもじゅうぶんグラフィックの良さが体感できるでしょう。

HDR対応

HDR(ハイ・ダイナミックレンジ)対応モデルを選ぶことも忘れないようにしましょう。『PS5本体の設定と特性の確認』の項目でも触れた通り、HDRを有効にするには、HDR対応モデルであることが必須です。明暗差の大きい映像でも、黒つぶれや白飛びを抑えることができるので、グラフィックを良くするためには推奨される要素です。

HDMI 2.1対応

HDMIケーブルの規格にはバージョンが存在します。特にリフレッシュレート120Hzでゲームをプレイしたい場合に活躍する規格ではありますが、最大48Gbpsという高帯域幅を持っている点がポイントです。

これにより、4K/120Hzのような高解像度・高フレームレートの映像を、遅延なく安定して伝送することができるメリットがあります。HDMI2.1に対応した端子を備えたディスプレイを選びましょう。

PS5でグラフィックを良くするコツ 4, ケーブルの確認

PS5に付属しているHDMIケーブルは、HDMI 2.1に対応した「ウルトラハイスピードHDMIケーブル」です。このケーブルは、4K/120Hzや8K/60Hzといった高帯域幅の映像伝送に対応しているのが特徴で、PS5でグラフィックを楽しむ上では最適なケーブルです。

付属品なので、本来は手持ちのものをそのまま使えば問題ないのですが、最近は日常的に使用するデバイス類が増えており、ケーブルが混ざったりして失くしがちです。PS5に付属しているHDMIケーブルがどれだったのかわからなくなってしまった場合は、色や形状を確認してください。色は全体が黒一色、コネクタ部分は長方形です。

失くしてしまったようであれば、新しく購入しましょう。「PlayStation5 共通HDMIケーブル」の名で発売されている、PS5の純正品がおすすめです。公式サイト『PlayStation部品販売サービス』で購入可能です。

PS5でグラフィックを良くするコツ 5, 対応ソフトであるかどうか

グラフィックを良くして遊びたいPS5のソフトが、4KやHDR、レイトレーシングといった機能や設定に対応しているかどうかを確認しましょう。これらの高グラフィックとなる要素は、全てのタイトルに採用されているわけではありません。

パッケージ版であればパッケージの裏面、デジタル版であればPlayStation Storeの商品ページに記載の詳細を確認してください。※詳細に記載がなくても、アップデートで実装される例もあります

例えば「Marvel’s Spider-Man: Miles Morales」や「サイバーパンク2077」などがこれらの要素を持っているので、PS5で高グラフィックを体験するタイトルとしておすすめです。

まとめ

今回はPS5でグラフィックを良くする5つのコツを解説しました

今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!

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コラム監修者 森田 隼

コラム監修者 森田 隼

1993年7月愛知県豊橋市生まれ。2016年中京大学経済学部経済学科卒業。大手求人広告会社の経験を得てフリーライターとして独立。 2022年株式会社カジ・コーポレーション入社。 「お宝創庫」「エコツール」「おたプラ!」のコラム執筆・監修に従事している。

好きな食べ物:すき焼き、オムライス、ラーメン
趣味:水泳、ゴルフ、映画鑑賞
はまっているもの:野球観戦

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