【懐かしい】PCエンジンの名作ソフト10選!

この記事の目次
PCエンジンの名作ソフトを10タイトルご紹介します。
PCエンジンには今も名作ソフトとして語られる作品がいくつも存在します。久しぶりに昔のゲームで遊びたい、もしくは気になっていて遊んでみたいという方向けに、おすすめタイトルの情報を集めました。
ゲーム機やソフトを令和の今の時代に用意する方法についても触れているので、参考にしてください!
PCエンジンについて
PCエンジンとは、かつて存在したゲーム会社のハドソンと、NECの兄弟会社である日本電気ホームエレクトロニクスの共同開発によって生まれた家庭用ゲーム機です。1987年10月に発売され、1998年6月の生産終了まで、世界での累計販売台数は764万台を記録しています。
発売当初は任天堂のファミリーコンピュータや、セガ・エンタープライゼスのセガ・マークIIIと競合し、トップシェアを占めずとも所有するファンが多く存在しました。PCエンジンはこれらの競合した家庭用ゲーム機に比べるとコンパクトなサイズ感で、持ち運びやすさに長けていること。アーケードゲームで人気があったゲームの移植版があったことなどが、ファンの心を掴んだ要因として挙げられます。
初期型のPCエンジンでは、専用のカートリッジ式のゲームソフト「Huカード(ヒューカード)」を使用することで、多くのゲームがプレイできる仕様でした。後期には「CD-ROM2」というCD-ROMドライブを追加することで、CD-ROM形式のゲームもプレイできるように。結果、より容量が大きく高品質なグラフィックやサウンドが楽しめるようになり注目を集めました。
そんな歴史があるPCエンジンですが、どんなタイトルが人気があったのか?名作が知りたいという方向けに、おすすめの作品をご紹介します。令和の時代になった今でも、遊ぶことは可能なので、ゲーム機を用意する方法などについては最後の項目でチェックしてみてください!
PCエンジンの名作ソフト10選を一覧で紹介
PCエンジンの名作ソフトを10タイトル一覧でご紹介します。
PC原人
原始人である主人公「ボンク」を操作してステージをクリアしていく、シンプルながらも現代の横スクロールアクションの基板となるようなタイトルです。
天外魔境2 MARU
天外魔境2 MARU(まんじマル)は、1992年3月にSUPER CD-ROM2用ゲームとして発売されたPCエンジンのゲームです。ゲーム中にアニメーションが頻繁に登場することから、まるでアニメを見ているかのような感覚を味わえる名作ソフト。
日本をモチーフにした架空の世界「ジパング」を舞台に、主人公のまんじ丸をはじめ個性豊かなキャラが登場し、さまざまな場所を冒険します。
スーパー桃太郎電鉄2
スーパー桃太郎電鉄2は、1991年に発売された「スーパー桃太郎電鉄」の2タイトル目にあたる作品です。今やボードゲームとしてよく知られるタイトルになりましたが、当時はまだ初めて遊ぶ人も多く、2タイトル目あたりからより注目されるようになりました。
サイコロを振ってコマを進めて目的地に到達したり、物件を購入して資産を増やしていくといったシンプルなルールで、初めて遊ぶ人を含めみんなで遊べる魅力があります。
エメラルドドラゴン
エメラルドドラゴンは、バショウハウスとグローディアが開発したコンピュータRPGゲームです。元々はPCゲームとして登場したタイトルでしたが、後にPCエンジン用としても発売されるなど、何度も移植されるほどの名作ソフト。売上ランキング上位を押さえる人気作としても知られています。
主人公のアトルシャンを含む個性豊かなキャラと共に、壮大なストーリーがプレイヤーを物語の世界へと誘います。ターン制のバトルシステムが採用された戦略的な戦闘が楽しめるのも魅力です。
悪魔城ドラキュラX 血の輪廻
1993年にコナミから発売されたPCエンジン専用アクションゲーム「悪魔城ドラキュラX 血の輪廻」は、シリーズ内でも屈指の名作ソフトとして知られています。シリーズ10作目にあたる本作では、SUPER CD-ROM2ならではの高画質なグラフィックや臨場感あふれるサウンドを生かし、より世界観が深く楽しめる仕様になりました。
従来作品よりも多くの種類のサブウェポンが登場し、戦略的なプレイが楽しめることでも注目を集めました。
イースI・Ⅱ
日本ファルコムが開発したアクションRPGの「イース」と第2作「イースII」を、一本にまとめて発売されたタイトルがイースI・IIです。失われた古代文明「ゼム」の謎を解き明かすという壮大なストーリーと、爽快な操作感で、敵を倒すアクションゲームとしての要素も持つ作品。
広大なフィールドや水中ステージの表現が当時のゲームとしては画期的で、今も思い出しては遊びたくなるような名作ソフトとして知られています。また、イースI・IIは通常版とは異なる特典や仕様がついた「名作限定版」が発売されたタイトルでもありました。
桃太郎伝説II
桃太郎伝説IIは1990年にハドソンから発売されたRPGゲーム。桃太郎伝説シリーズは桃太郎電鉄の前身となる作品です。本作のIIでは元々桃太郎が一人で冒険していたところを、複数の仲間を連れて冒険できるようになるという桃太郎らしさが増したことにより、非常に人気がありました。
仲間を育成してより強力なパーティを作り上げることで、さまざまなイベントや敵とのバトルを繰り広げます。
カトちゃんケンちゃん
カトちゃんケンちゃんは、PCエンジンの初期に発売されたTBSの人気バラエティ番組「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」が元となっているゲームです。本作ではカトちゃん(加藤茶さん)とケンちゃん(志村けんさん)が探偵となり、誘拐事件を解決するというストーリーが展開され、それぞれのキャラを活かしたコミカルな演出が特徴。
番組内に出てきたお笑いシーンがたくさん再現されており、番組を観ていたファンであれば当時のネタを思い出すような名作ソフトです。
R-TYPE1
R-TYPE1は1988年に発売された横スクロールシューティングゲームです。アーケードゲームをほぼ完全移植しており、ゲーム誌「ファミコン通信」のクロスレビューにてゴールド殿堂入りを獲得した名作ソフトとして知られています。
当時のゲーム機では驚くような美しいグラフィックで描かれた宇宙空間と、巨大なボス戦が特徴。フォースと呼ばれる装備をカスタマイズしてさまざまな攻撃パターンを生み出しながら敵に向かいますが、敵の攻撃パターンが複雑で難易度が高く、勝てるまで遊び込めるタイトルです。名作限定版も発売されました。
ビックリマンワールド
ビックリマンワールドはPCエンジンのゲーム機本体と同日に発売された初期作品です。当時爆発的な人気を誇ったお菓子のおまけ「ビックリマンシール」の世界観をゲーム化したタイトルで、非常に注目されました。
本作は横スクロールアクションで、敵を倒しながらステージを進んでいくシンプルな操作で楽しめるゲーム。懐かしいキャラクターたちと再び出会える魅力があります。
まとめ
今回はPCエンジンの名作ソフトを10タイトルご紹介しました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!