明治39年に全国で62番目の市として誕生した豊橋市は、東は弓張山系を境に静岡県と接し、南は太平洋、西は三河湾に面しており、温暖な気候と豊かな自然に恵まれています。市内は、中央部・東部・西部・南部・北部の5つのエリアに分けられ、それぞれが独自の魅力と特色を持つ多様性に富んだ地域です。 中央部は市役所や吉田城、美術博物館などが点在し、豊橋駅を中心に商店街が発展し、市電が市民の足として親しまれています。東部には、豊橋総合動植物公園や自然史博物館、地下資源館、視聴覚センター、二川宿本陣資料館などの文教施設やスポーツ施設があります。 西部エリアは三河港を中心に臨海工業地帯が広がり、総合体育館やライフポートとよはし、市民病院などの施設があります。南部では、農地が広がり、豊かな野菜が実り、農業粗生産額では全国トップクラスを誇ります。また、国立大学法人豊橋技術科学大学を核にした「サイエンスクリエイト21計画」が進行中です。 北部は石巻山がそびえ、イチゴやモモ、ブドウなどの果樹栽培が盛んです。また、表浜海岸はアカウミガメの産卵地として知られ、海岸線沿いには美しいオブジェが点在し、観光客に人気です。 豊橋市は、自然豊かな公園から歴史や文化を感じられる施設、海岸線に広がる美しいビーチまで、さまざまな魅力を持つ都市です。また、道の駅とよはしや豊橋アクティビティなどの体験スポットもあり、訪れるすべての人々に満足感を提供します。