ぬいぐるみについた汚れの落とし方まとめ!
この記事の目次
ぬいぐるみについた汚れの落とし方についてまとめました。
ぬいぐるみに汚れがついたから落とし方が知りたい!という方向けに、ついたばかりのものから黒ずんだりシミになったもの、鉛筆やペンがついてしまった場合などあらゆる染みを落とす方法について解説します。
この記事では、初歩である洗濯表示の見方をはじめ、万が一落とせなかった時に依頼するクリーニング店のことについても触れています。ぬい撮りしている大切な相棒やコレクションを、これからも綺麗な状態で保てるようにしましょう!
ぬいぐるみの洗濯表示の見方について
ぬいぐるみについた汚れを落とすために、まずは洗濯表示を確認しておきましょう。
洗濯表示の見方
ぬいぐるみの下側や後ろ側、チャックがついているものであればチャックを開けたところなどに洗濯表示のタグがついているので、確認してください。
[桶の中に数字]
桶のようなマークを見てみましょう。桶の中に数字が書かれているものは、洗濯機でぬいぐるみを洗ってもいいことを示しています。例えば40と書かれているものは、40℃以下のお湯・水で洗えます。他にも50・60・70などの表記がありますが、いずれの温度も必ず守るようにしてください。
[桶の中に手]
桶の中に手が差し込んであるようなマークが描かれてるものは、手洗いであれば水を使ってもいいことを示しています。洗面器や洗面所に入れてやさしく洗いましょう。
[桶の上からバツ]
桶の上からバツのマークがついているものは、ご家庭で水洗いできないことを示しています。この場合は、最終的にクリーニングのプロに相談する必要があります。
[四角の中に丸]
四角の中に丸が付いているマークはタンブル洗濯です。タンブル乾燥とは、熱と共に回転させたり、ゆりかご動作をさせながら乾燥させる乾燥機能のことを指します。最近だと、ドラム式の洗濯機に乾燥機能もついたモデルがありますが、そういった乾燥機能のことを示しています。
丸の中に点が二つあれば排気温度上限80℃、丸の中の点が一つだと排気温度上限60℃です。バツがついているとタンブル乾燥はできません。
[三角]
三角のマークは漂白です。白い何もついていない三角マークは漂白OK。斜めに二本の線が入っている場合は酸素系OK、塩素系NGです。三角マークの上からバツのマークがついているものは、漂白NGなのでご注意を。
これらがぬいぐるみに関係した洗濯表示です。他にもさまざまな洗濯表示があるため、見たことのないようなマークがついていることもあります。そんな時は、ぬいぐるみを傷ませないためにも、あらかじめネットで情報を検索して調べておくことをおすすめします。
特殊な素材・洗濯表示なし
また、洗濯表示には書かれていなくても、特殊な素材のパーツがついている場合や頬染めを施しているぬいぐるみなどもあります。これらをガシガシ洗うのはNGです。ちなみに、頻繁に洗っていると、頬染めはどうしてもとれてしまうことがあります。
自分で洗うことが難しいようであれば、後の項目『それでも汚れが落ちない時は』でご紹介の、クリーニングのプロに任せることも視野に入れましょう。
中には洗濯表示なしのぬいぐるみもあるでしょう。そんな場合は素材を触るなどして、自己判断することになります。自分ではどうすることもできないようであれば、やはり早めにクリーニングのプロに相談しましょう!
ぬいぐるみについた汚れの落とし方~ついたばかりの汚れ~
ぬいぐるみについたばかりの汚れの落とし方について解説します。汚れのパターンはさまざまですが、どの汚れがついた場合でも、洗濯機で洗えるぬいぐるみであれば仕上げに洗濯機にかけるのも手です。洗濯機にかける際は、洗濯ネットに入れて洗います。
カレーやコーヒーなど食べ物の汚れがついた
カレーやコーヒー、チョコレートなど食べ物の汚れがついた時は、すぐに対処すればある程度は落とせる可能性があります。これはどんな汚れにも共通して言えることですが、時間が経つにつれてどんどん染み込んだりこびりついてしまうので、汚れを放置しないようにしましょう。
台所用の中性洗剤を水で薄めたものをタオルに染み込ませて、汚れた部分をトントンと叩くようにしてシミを落としていきます。
それでも落ちない場合は、水で薄めた酸素系漂白剤(オキシクリーン・ワイドハイターなど)をタオルに染み込ませたものを使用します。こちらも汚れた部分にトントンと叩くように染み込ませたら、15分ほど時間をおいて、水で濡らして絞ったタオルで漂白剤を染み込ませた部分を叩くようにして拭き取りましょう。
※酸素系漂白剤を使用する際は、マスクとゴム手袋を着けて作業してください。また、酸素系漂白剤が使えない素材のぬいぐるみについては、中性洗剤を試すのも手です
最後は乾いたタオルで残った水気をよく吸い取ってから、風通しのいい日陰で乾燥させたら完了です。
ファンデーションの汚れがついた
ぬいぐるみにファンデーションの汚れがついた場合の落とし方について、パウダータイプのファンデーションであれば、ぬいぐるみを軽くはたいてパウダーをできるだけ落とします。
続いて、パウダータイプ・リキッドタイプのファンデーションいずれも、布にクレンジングオイルを染み込ませ、軽く叩くようにして汚れを移し取ります。オイルを使った後に輪染みが残ることがあるため、仕上げにその部分をに中性洗剤を少し馴染ませて揉んだあと、ぬるま湯でしっかりすすいでおくと仕上がりが綺麗です。
買ったばかりのぬいぐるみに汚れがついている
買ったばかりや、クレーンゲームでゲットしたばかりなど、新品であるはずのぬいぐるみに汚れがついている場合はどうすればいいのかについて。まずは商品の交換か返品ができるかどうか、購入店へ問い合わせてみましょう。交換ができないようであれば、今回ご紹介している汚れの落とし方の中で、最も汚れの内容に合いそうなものから試してみて下さい。
買ったばかりのものやクレーンゲームでゲットしたぬいぐるみの汚れについては、棚についていたであろうホコリ汚れなどが移ってしまっている場合が多いです。基本的には台所用の中性洗剤を薄めたもの、もしくはおしゃれ着専用の洗剤を水で薄めたものを、布や歯ブラシにつけて汚れを落としていきます。
ぬいぐるみについた汚れの落とし方~黒ずみ・シミなど蓄積汚れ~
ぬいぐるみについた黒ずみ・シミなど蓄積汚れの落とし方について解説します。※ここでも洗濯機で洗えるぬいぐるみに関しては、仕上げに洗濯機にかけるのもいいでしょう
黒ずんできた
ぬいぐるみを部屋に長く置いていたところ、黒ずんできた。これはほとんどがホコリ汚れです。落とし方は、中性洗剤を少し水で溶かしたものを使い、やさしく揉み洗いしましょう。
黄ばんできた
ぬいぐるみをよく手で触るなどしているうちに、黄ばんできた。この汚れは手垢など皮脂汚れが付着した状態なので、皮脂汚れが落ちやすい固形石鹸(ウタマロなど)や、粉洗剤に少し水をつけて、やさしく揉み洗いするといいでしょう。
カビが生えた
ぬいぐるみにカビが生えた時の汚れの落とし方は、酸素系漂白剤が効果的です。洗濯表示を確認し、使える素材であれば洗面器などにぬるま湯を入れて、酸素系漂白剤を溶かしましょう。そこへぬいぐるみを入れて、浸け置きします。カビが残っている部分があれば歯ブラシで落としてください。酸素系漂白剤の使用は、ダニの除菌にも効果的です。
酸素系漂白剤が使えないぬいぐるみは、おしゃれ着用洗剤を水に溶かしたものに、ぬいぐるみをつけ置きしてカビ汚れを落としましょう。洗剤の泡がなくなるまで水ですすいだら、新たなカビが生えて来ないよう清潔なタオルで水気を拭き取って、風通しのいいところでしっかり乾かしてください。
ぬいぐるみについた汚れの落とし方~鉛筆やペン汚れなど~
ぬいぐるみについた鉛筆やペン汚れの落とし方について解説します。
鉛筆の汚れ
鉛筆は水と油どちらにも溶けないので、ぬいぐるみに汚れがついた時は、ブラシを使ったりしっかり揉み込むような洗い方がおすすめです。液状タイプの石鹸、もしくは固形石鹸を鉛筆汚れがある部分につけて、ブラシなどで擦り洗いしましょう。
ペン汚れ
ペン汚れは、水性か油性かで落とし方が大きく変わります。水性ペンの汚れがぬいぐるみについた時は、汚れた部分を水で濡らしたペーパータオル(使った後捨てられるもの)で押さえて、汚れを移しましょう。綺麗になるまで繰り返します。
油性ペンの汚れに関しては、クレンジングオイルまたは除光液を使用します。布やティッシュにクレンジングオイルか除光液を垂らし、汚れた部分を叩くようにして汚れを吸い上げます。決して擦らず、叩いて吸うように作業を進めてください。綺麗になったらぬるま湯で流して、よく乾かしたら完了です。除光液を使う場合は、色のついたぬいぐるみは色落ちする恐れがあるため、見えないところで一度試すなど、扱いには必ず注意してください。
それでも汚れが落ちない時は
ここまでは自分でできるぬいぐるみについた汚れの落とし方について解説してきましたが、それでも汚れが落ちない時は、クリーニングのプロに任せましょう。ぬいぐるみ専用のクリーニング店があるため、そちらを利用するのもオススメです。
ぬいぐるみの汚れを防止するには
最後に、ぬいぐるみの汚れを防ぐには普段からどのようにしてぬいぐるみを扱えばいいのか?防止方法をご紹介します。
持ち歩く時はビニールポーチに入れる
ぬいぐるみを持ち歩く時は、ビニールポーチのような外部からの汚れを防ぐことができるような素材のものに入れておくと安心です。ペットボトルの飲み物やお菓子の汚れ、何かわからない汚れからもぬいぐるみを守りましょう。カバンに取り付けられる、キーホルダー型のビニールポーチに入れて持ち運ぶ方法も人気です。
圧縮袋に入れて保管する
飾っていないのに置いているだけでどんどん汚れてしまうぬいぐるみに関しては、布団の圧縮袋に入れておくと、コンパクトにまとめながら汚れも防ぐことができます。圧縮袋はインテリア用品店やホームセンターなど手に入りますが、100均ダイソーでも手に入るので、ぜひご自宅近くの店舗へ覗きに行ってみてください!
まとめ
今回はぬいぐるみについた汚れの落とし方についてまとめしました!
今後もゲームに関するコラムを更新していきますので、楽しみにお待ち下さい!